シンプルな人生を送るため本『エッセンシャル思考』レビュー(動画あり)

シンプルな人生を送るため本『エッセンシャル思考』レビュー(動画あり)

こんにちは、フリーランスエンジニアのかけはしです。

今回は、人生をシンプルに送るためのヒントがたくさん詰まっている『エッセンシャル思考』という本を紹介します。

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

グレッグ マキューン
1,728円(12/12 04:31時点)
発売日: 2014/11/19
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僕は大学生のときにこの本を読み、実際に人生で実践してきました。

その結果として、地方で行った就活でもらった内定をすべて辞退して上京し、一からプログラミングを学び、ベンチャー企業や上場企業でサービス開発をしながら実務経験を積み、フリーランスとして活動できるようになりました。

そんな僕だからこそ、このエッセンシャル思考の魅力を最大限お伝えできると思います。

映像・音声で楽しむ

想定読者

– 毎日仕事に追われていて疲弊している
– いろんなことに挑戦しているが身になっている気がしない

見極める技術

人生100年時代と言われていますが、すべてのことをやるほど人生は長くありません。

そんな中で大事なのは、見極める技術です。

この本で言っていることは、「より少なく、しかしより良く」ということですが、このうち見極める技術は「より良く」するためのスキルであるといえます。

見極める技術のうち、紹介されている3つのことを紹介します。

集中せざるを得ない環境を作る

家だと作業が捗らないけれど、職場だと捗るといった経験をしたことはあるでしょうか。

これは他者の視線があることで、セルフコントロール能力が高まっているということもありますが、環境そのものが行動のトリガーとなっているということもあります。

したがって、自宅においても、作業スペースとくつろぎスペースをしっかりと分けることが効果的でしょう。

僕の自宅はワンルームですが、ソファーとテーブルが並んでいる空間と、簡易な椅子とデスクがある空間を区分しています。

このことによって、椅子に座ってデスクに向かうと自然と仕事モードに入り、ソファーに腰を下ろすとくつろぎモードで眠たくなってくるような環境を用意しています。

自分自身という資産を守る

体が資本という手垢が付きまくった言葉がありますが、いくら優れた技能があったとしてもそれを最大限に発揮できる状態にないと、「より良い」成果を出すことはできません。

そのためこの本では睡眠の大切さを説明しています。

ちなみに僕は6時間では頭がスッキリせず、最低でも7時間、通常であれば8時間から9時間くらい寝ないと意志力が低下し、怠惰になってしまうことがわかっています。

人によって睡眠の質も異なり、パフォーマンスが発揮できる最適な睡眠時間というのは異なりますが、自分の身体をメンテナンスするための時間を設けることが大事です。

90点ルールを取り入れる

万物の大半はほとんど価値がなく、ほとんど成果を生まない。
少数のものだけが非常に役立ち、大きな影響力を持つ。─ リチャード・コッチ(起業家・コンサルタント)

これは後述の捨てる技術にも関わってきますが、色々とやることが多すぎるということは優先順位がつけられていないということだけではなく、評価基準が甘いということが考えられます。

物を購入するときに、どれくらいそれが欲しいのかを問いかけてみてください。本当に欲しいものであれば90%〜100%くらい欲しいと感じるでしょう。

しかし、大半のものはなんとなく欲しい、それなりに役立ちそうといったものです。

ここで90点ルールを採用すると、そういった「まあまあ」なものとの付き合いがなくなり、よりよい成果が出せることでしょう。

僕がこれを書きながら思ったのは、加湿器を購入したときの話です。「自分自身という資産を守る」ために加湿器を部屋に置こうと思った僕は、Amazonで安くてコスパが良さそうな加湿器を買いました。

しかし、安いものには安いなりの理由があり、高頻度で掃除をしなければならなかったり、音がうるさかったりで結局、いろんな加湿器の中から、90点をあげてもよさそうな高価な加湿器を購入し、あらゆる問題が一気に解決したのです。

捨てる技術

捨てる技術のひとつとして、過去の損失を切り捨てることが大事です。

過去の損失については、埋没費用(サンクコスト)といった言葉もありますね、

何か新しいことに挑戦したときに、想定とは違ったということは起こりえます。そのときに、既に失ってしまった金銭的な費用を、ひとつの判断材料に含めるなということです。

僕も上京してきて、IT企業に勤務しながら、休日はお芝居を学ぶ学校に通ったりしていました。

しかし、エンジニアとして稼げるようになることに集中しようと決めました。それからは次年度の費用を分割で支払ったにもかかわらず、全く学校に通うことはなくなりました。

もし、あのとき「せっかく受講料を払ったのだから…」と1年間、あまり興味のないことを続けていたらどうなっていたのでしょうか。

このように、過去に起きたことは未来の判断材料に含めず、ゼロベースで「時間を無駄にしないこと」を選択することが重要であると言えます。

これは見方を変えると、アンコントローラブルなものには執着せず、自分で舵をとれるものに集中しようということとも言えるでしょう。

仕組み化の技術

最悪の事態を想定する

時間に追われている人たちは、感情論を好んでいるような気がします。たとえば「気合で乗り切る」といったようなものです。

仮に気合で乗り切れることがあったとしても、私たち人間は感情の生き物なので、つい怠けてしまったり失敗をしてしまったりするものです。

そうなのであれば、それを踏まえた上で、仕組みそのものを作ってしまったほうが賢いと思うのです。

この本では、その仕組み化の一例として、バッファを設けようということが出てきます。

あなたにも、仕事の見積もりがあますぎて、いざやってみると締切に間に合わなくなった経験があるのではないだろうか。(中略)計画錯誤(プランニング・ファラシー)という言葉もあるほどだ。
計画錯誤とは、ダニエル・カーネマンが1979年に提唱した言葉で、作業にかかる時間を短く見積もりすぎる傾向のことを言う。

みなさんにも見に覚えがあるかも知れません。

なぜ低く見積もってしまうかという理由については諸説ありますが、周囲によく見られたいからという力が働いているという説はとても興味深いですね。

こういった事例をしっているだけで、作業の見積もり時間を顧客や同僚に伝えるときに、長めに伝えるということができます。

僕自身も、計画錯誤を知ってからは、自分のことを信頼せずに、想定時間に1.5倍を掛けて提示することがあります。

このように過去にたくさんの人が失敗してしまう傾向がわかっているなら、「気合」などで乗り切らずに仕組みに取り入れてしまったほうが効率的です。

まとめ

最後にまとめます。

1. 本当に大事なことを見極める
2. アンコントローラブルなものは捨てる
3. ふりかかる問題には感情ではなく仕組みで解決する

より豊かな人生を送るために、この本の内容を参考に行動を買えてみてどうなるか実験してみると面白いかもしれません。

この他にも、たくさんの人生をよりシンプルにするためのヒントが書かれている『エッセンシャル思考』をぜひ読んでみてください!

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

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